名古屋市伝統産業海外支援事業 – Creation as DIALOGUE

PROJECT | 名古屋市伝統産業海外支援事業 – Creation as DIALOGUE
MISSION | 統括コーディネート / クリエイティブコンサルティング / 展示会企画運営
PLACE | Galerie Vivienne 39, パリ フランス
YEAR | 2021-2023
WEB | https://creation-as-dialogue.jp/


2021年にはじまった名古屋市が主催する『Creation as DIALOGUE』にて、村瀬弘行は統括コーディネーターとして参画、3カ年のプロジェクトとして動いています。

このプロジェクトは、グローバルで活躍するデザイナーと名古屋に根ざしている伝統産業の担い手が、その技術とアイデンティティを活かしながら一緒にものづくりをすることで産地の伝統的な手仕事の価値を見出し、新しい価値へ転換し、その価値を世界に発信することを目指すものです。
新しい価値を生み出し、一過性の「海外へ紹介」で終わるのではなく、この地域のものづくりの販路を築き、現地の文化、生活に溶け込み、やがてブランドを介して世界中の人と産地の対話をうみ、豊かで誇らしい文化と産業を名古屋の地に生み出していくことを目指します。

プロジェクトのキックオフ・イベントとして、村瀬の幅広いネットワークより世界の第一線でブランド作りに取り組む先駆者を招き、その事例や考え方を学ぶとともに、名古屋ひいては日本の工芸や技術の可能性や今後の道筋について検討するイベントをおこない、自身もスピーカーとして、またコーディネーターとして参加させていただきました。その後、1年をかけてデザイナーと各産地の職人がものづくりを進め、2022年9月−10月、パリの中心地、ギャラリーヴィヴィエンヌにて3週間の展示会を開催いたしました。